木の個性を尊重して、切る。
生い立ちがわかる材
ABOUT_WOOD
ヨキカグの木材について
LOCAL TREE PROJECT_SHIZUOKA
野菜には必ずと言っていいほど記載される「産地」。
素材の生い立ちは、安心・安全に大きく関わります。
では、何故家具になると多くの産地がわからなくなってしまうのでしょうか。暮らしの中で長い時間をともにするものなのに、産地を疎かにしてしまっていないでしょうか。
家具に使われる木材は、さまざまです。
針葉樹から広葉樹。杉やひのき・桜といった樹種。育まれた山や、掛かった月日。曲がりや狂いなどの性格。ヨキカグでは、多くの情報を大切に保管しています。
伐採、運搬、製材、家具制作。家具になるまで多くの人に触れていきます。小さな地域性、緻密な情報共有・さまざまなツールを用いて、伝わる工夫をしています。
ヨキカグでは木材の持つ「生い立ちからの情報」が、手渡しで伝えられる材を使用していきます。
4 LINES WOOD
森に立つ木々は、用途や等級にあわせてテープによるマーキングをされます。
ヨキカグの木材には「ヨキ」への想いを現した「4本のテープ」が巻かれています。さらに、カットした木の断面・小口にはサイズを記し、地域や伐採月などの情報もストックしていきます。
この情報が次につくり手に伝わり、材の生い立ちを伝えてくれるのです。
小さなことですが、効率を優先し、素材の個性が見えなくなってしまった家具に、安心感をつくる大切な証になっています。
山の情報を正確に、材に記して届ける。
用途を汲んだ確かな製材。
ABOUT_SAW UP
林業からの情報を、正確に木材へ
SAW UP LOGS
日照や育った山の斜面、土地の質。それに森の天候。さまざまな要素で木材は育ち、木目や肌触りとなって家具に現れます。
一本の丸太には多くのストーリーが含まれていて、製材者はそれを読み解きます。
強度が必要な構造材、安価で大量に用いたい下地材、美しい木目を味わう仕上げ材など、それぞれに適した部材へと切り分けていきます。
この際に証を記し、次の家具職人への情報記載を丁寧に行います。
小さな工夫が安心感をつくってくれることを願って。
WOOD RESEARCH SERVIC
建築や家具と同じ材、語れる木材
ヨキカグがお探しし、ご案内いたします
桜、欅、楢、栗、楓、イタヤ、キハダ、クス、シデ、ミズメ、ホウノキ、センダン、カシ、シオジ、タモ、キリ、ムク、カツラ、クルミ、ニレ など
【針葉樹】 ひのき、杉、サワラ、モミ、ツガ、カラマツ、カヤ など
詳しいご要望や図面がある方は下記より添付いただけますと
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ヨキカグ実行委員会 <玉川きこり社 内> 〒421-2222 静岡県静岡市葵区桂山712-4